PPKとNNK
先月末の土曜午後、札幌市のコンベンションセンターにて、健康・省エネ住宅推進北海道協議会主催の、セミナーを開催しました。
ナマ放送のない日時だったので、牧会長がご挨拶出来ました。そのとき初めて首都大学東京(旧東京都立大学)名誉教授医学博士の星丹二先生にお会いしました。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、PPKとはピンピンコロリという意味で、要は平均寿命まで出来るだけ健康を保ち、介護や家族の手を煩わすことなくこの世からオサラバしましょうということで、星先生が広めた言葉です。
対するNNKは星先生の造語で、ネンネンコロリ。つまり長く寝込んでから亡くなることを表します。人としてどちらが幸せか言うまでもありませんが、長く国家レベルで医療に携わって来られた先生によれば、今の日本の医療には、あまりにも問題が多すぎるし、国民に知らされていないことも沢山あるということでした。
ここで具体的な内容の詳述はしませんが、多くの人にもっともっと聞いてもらいたい話でした。それよりも、先生の、真実を伝えたいという想いと、痛快な語り口に、すっかり魅了されてしまいました。めったに出会えない、人生の導師のような方でした。
セミナーの後少し時間があったので、ご自分でもクラリネットを吹くという先生が、我が家に立ち寄ったときのシャメを送ってくれました。先生本当にありがとうございました。
2015年9月8日(火) 19:33